NZへは、8月に行くことに決まった。7月中にイギリスを出発し、日本を経由してNZへ向かう。
昨日、とうとう日本行きの片道航空券を買った。
イギリスは今が一年で断然一番美しい季節なので、ひどく名残惜しく思う。冬の暗くて雨降り時期だったら、きっとこれほどは思わなかったはず。
さて、航空券を買うにあたり夫のビザ問題がある。
ロシアのパスポートを持つ夫(数年前までは「CCCP」と書いてあるソ連のパスポートでしたがな 笑)、どこへ行くにも大抵ビザが要る。
今回は日本に滞在してから行くので、まずは日本のビザ。配偶者ビザは日本に住むことを目的としている人のためのビザなので、夫は短期滞在ビザを申請しなければならない。幸いなことに、ロシアと日本は無料ビザ協定があるそうなので、ロシア人のビザ代は無料(なぜか日本人がロシアビザを取る時は色んな名目でお金取られるんですがね)。数日でできあがるが、申請には本人が出頭しなければならない。先日同様、日帰り弾丸ツアーをするか?
さて、日本からNZまでは一番航空券が高い時期だ。その中では、色んな条件を考えるとシンガポール航空が安かった。
しかし・・・思い出したのだ。シンガポールやマレーシアに飛ぶ人は、確かパスポートの残存期間が6ヶ月以上ないといけない。私の記憶ではトランジットだってそうなのだ。職業柄、日本を出発する際に搭乗拒否に遭った人も知っている。
夫のパスポートは年内に切れるが、事情があって更新している暇はない。ということは、シンガポール経由も駄目じゃん!
在英シンガポール領事部やシンガポール外務省のサイトを色々確認するが、ビザについては言及していてもトランジットについては何もない。「書いてないってことは大丈夫なんちゃう?」というのは、ロシア国籍者にとってはご法度。強制送還された人も見ましたから。
念には念を入れてロンドンの領事部へ電話するが、電話口の女性は「ああ、ビザですね!え、パスポートの残存期間が6ヶ月?駄目です!更新できない?じゃあシンガポールに来るのは無理です!」とのこと。
電話を切った後、何か勘違いされてるなーと思い、再度トランジットである旨を強調して電話。「トランジットエリアを出たら強制送還です!乗り継ぎ時間は何時間ですか?え?まだフライトがわからない?数時間以内なら大丈夫です(私「『数時間』ってどれぐらいですか?」)。そうね、a couple of hoursが限度ね。それ以上だと問題です!」とのこと。
その後、ウェブサイトを見ろと言われたがやはりトランジットについては記載がないので、予定しているフライトスケジュールを記載してメールを送ったら「トランジットエリアを出なければこれで大丈夫です」と返事がきた。
やはり書面で返ってくるのが一番ありがたい。旅行中もめた際のため、このメールを印刷して携帯しよう。ちなみにシンガポールでの乗り継ぎ時間は多少 a couple of hoursを超える。
写真は今が花盛りのブルーベル。森中青紫になっていた。
2 comments:
7月には引越ですか。もうすぐですね~ いいなぁ、シンガポール航空。
しかし、こういう話を聞くと、日本のパスポートのおかげで手間いらずなんだなぁと思います。
我が家も日本行きのチケットを買いました。NZに行くときは日本からの直行便が高いので、シンガポール経由にしようかと話しています。
お互い、楽しみですね!(大変だけど)
conafanさん
日本行きのチケットを買いましたか!お互い、本当にもうすぐですね。
シンガポール航空(SQ)は評判が良いようなので、楽しみです。北の大都会行きだと選択肢が色々あったのですが、SQはあまり高くなかったのでこれで良かったと思います。
引越の見積もりも数件取りました。まだ実感がわきません・・・忙しくなる時期、conafanさんご一家も健康にはお気をつけ下さいませ。
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