Sunday 26 July 2009

もうすぐ


ぎりぎりで車が売れた。

週明けには引越業者が来るので、インターネットももうすぐ使えなくなる。

ストレスがたまってきてるのか、夫婦で衝突しやすくなったし、娘は3日で2回おねしょをした・・・とほほ。

まだ家の中はほぼいつも通りなのだけど、これで本当に引越できるのか!

泣いても笑っても、これが最後の週末です。

写真は道端のさくらんぼ。

Thursday 23 July 2009

就職 その後

移住の日が近づき、私の就職活動も結構本格的になってきた。

毎日NZ Herald紙やTrade Me Jobs、NZ大好き.com・・・などをガン見しながら「これは」という募集に対し、CVやら職務経歴書を書く。

「ええんちゃうん!私の経歴にぴったり!」と思っても、先方はそう思ってくれる訳ではなく、やりたいと思った仕事の不採用通知が来るのはちょっと寂しかった。

しかし、CVというのは書いている内にどんどん上達してくる。どう書けば採用者にアピールできるのかがわかってくるのか。また、NZで移民の就職を支援するサイトを参考にした結果、「CVをNZ様式に変えると面接までこぎつけられる可能性がより高まる」という意見を採用。CVには色々なスタイルがあるが、そのサイトが「NZ様式」と謳うものの中からレイアウトが見やすいものを選び、その様式でCV作成するようにした。

夫には「CVを1日50通送ること!」と言われているが、一社づつ書き直さないとイカンので、かなり時間がかかり、1日3通が限度。実際は1日1通送ったらいい方・・・な状態である。

採用募集を真面目に探すようになり改めて気づいたのだが、日本での前職の職歴はその分野ではかなり強味になる。しかも経験年数が長目なので「これができます」と割と堂々と言える(「今でも」「しかもNZで」使い物になるかどうかは別としてさ)。ネックなのは、この分野が総じて薄給なことである。前職での業務経験を洗い出してみると、分野外でもオールマイティーに通じるスキルがあるので、給与額と仕事の楽しさ、ついでに職場の地理的条件(←夫とは単身赴任状態になるかも)を天秤にかけて明日もCVを送る毎日が続く。がんばれ、ワタシ・・・

Thursday 16 July 2009

Irina


大晦日、イリーナはトランピングから帰ってこなかった。

12月28日以降イリーナのFacebookは更新がなく、1月12日には捜索が打ち切られた。

最後のコメントは「in Wanaka and feeling great」。うちの娘と同い年の娘さんは、パートナーだったアリエックが引き取ったそうだ。


夫のネット仲間だったイリーナとアリエックに会ったのは、Pihaだった。キャンプでNZ中を周り、最後にオークランドに着いた時、イリーナに電話すると「私は今からPihaの近くに行く。素敵なところだよ」と教えてくれた。オークランドから少し距離があったし、日は暮れかけていたのだが、なんとなくいい予感がしてPihaまで車を飛ばした。最高の場所だった。

翌日以降もっと北まで足を伸ばしたいと言う夫にお願いして、最後の数日間はPihaのキャンプ場で過ごすことにした。混んでいる時は混んでいるらしいが、我々の行った時は人も少なく、のんびりしていた。

夜、イリーナ一家が訪ねてきてくれた。何もなかったが、キャンプ食でもてなし、夜遅くまでロシア語と英語で会話が弾んだ。

イリーナは朝鮮系ソ連人だったので、顔つきはまるで私と変わらない。年齢も1歳しか違わなかったし、何より彼女の考え方に共感できた。突っ込んだ話をもっとしたい、と思わせる人だった。NZへの移住が決まり、イリーナとの再会がとても楽しみだった。


Monday 13 July 2009

Removal

イギリスを出る日まであと2週間・・・今も家の中は今まで通り生活してきた状態のまま。こんなんで本当に引越できるのか。

さっき、やっと引越業者に契約書を送った。うまく行けば帰国の2日前の日に業者が荷物の運び出しをしてくれる。翌日はひたすら片付けと掃除。その次の日の早朝にこの町を出て、最寄の(って近くないけど)国際空港からまずは日本へ向かう。

海外引越の料金は、一人分の航空運賃程度だった。思っていたよりずっと安価だったので、最初は冷やかしのつもりで見積もりだけ取っていたのだが、契約することにした。4年前、日本からオーストラリアへ行くのに利用したのと同じP社で、あの時の半分以下の値段(ま、ボリュームも小さいんだけど)。

自転車や家具の処分に煩わされないのは、本当に嬉しい・・・が、あぐらかいて何も準備せずに暮らしているのはまずいよな、とそろそろ気になってきた。が、どうせ梱包も全部やってもらう訳だし、準備するとすれば送らないものをきちんと把握し、選り分けておくことか。案外これが重要だと思うのだが、夫は全然そんなこと考えていない。言ってもどうせ聞かないから自分と子供のことだけとりあえず手をつけておくか、と思う。